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海外ドラマ『ザ・クラウン』のマット・スミス、共演者とのギャラ格差問題について胸中を明かす

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Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/7606551896/

動画配信大手の米Netflixが手がける海外ドラマ『ザ・クラウン』にて、フィリップ殿下を演じたマット・スミスが、女王エリザベス二世に扮したクレア・フォイとのギャラ格差問題についてとうとう沈黙を破った。

近年の映画、テレビドラマ業界では男女間における格差問題が明るみとなっており、本作ではクレア・フォイの出演料が、マット・スミスよりも低かったことが発覚した。

 

彼はトライベッカ映画祭にて、新しい出演作の『Mapplethorpe(原題)』のワールドプレミアで登場し、米ハリウッド・レポーター誌(THR)の記者に対しこう述べた。「私はドラマ『ザ・クラウン』で、クレア・フォイよりも多くの報酬を受け取った」

米Netflixによる海外ドラマ『ザ・クラウン』の第1、第2シーズンで、フィリップ殿下役を務めたスミスは、THRに「クレア・フォイは擁護されるべきだ」と語ったのだ。「クレアは私の親しい友人であり、ギャラは平等に公正に払われるべきであり、すべての人は平等の元に生きるべきだと思う」

彼によると、Netflixとプロデューサーのソニー・ピクチャーズ・テレビジョンが「クレア・フォイに対して埋め合わせをした」そうだ。どういった“埋め合わせ”なのかは不明だが、製作側も今回の件を重く受け止めているのは確かだろう。

ギャラ格差のニュースが話題になった後、『ザ・クラウン』の制作会社であるレフトバンクはスミスとフォイの両者に謝罪の声明を発表した。「クレア・フォイとマット・スミスの両者に謝罪したい。クレアとマットは信じられないほど才能のある役者であり、『ザ・クラウン』の他のキャストと共に、思いやりと誠実さを持ってドラマのキャラクターを生き生きと演じた」

続けてレフトバンクは「本作『ザ・クラウン』のプロデューサーであるレフトバンク・ピクチャーズは、予算とギャラの管理を行っているが、出演者は共演者がどのくらいのギャラを得ているのか知ることはないし、個人的に責任を負う必要もないことを保証します。公正なギャラのため、ジェンダーに対する偏見をなくすため、そして映画産業と社会においての女性の扱いを公正にするために、ギャラの格差問題を確実に解決し、最善を尽くしたいと考えています」と結んだ。

スミスに対して、受け取った余分な給料を「TIME’S UP Legal Defense Fund」(セクハラ被害者を支援する「Time’s Up(時間切れ)」運動から派生した支援基金)に寄付するよう求める声もある。ギャラの格差問題は、映画産業だけでなく社会全体の女性の役割を向上させる動向の要となっている。

 

Source: https://www.hollywoodreporter.com/live-feed/matt-smith-crown-claire-foy-pay-disparity-tribeca-film-festival-2018-1104842

About the author

tomi

福岡出身。現在は千葉住み。大学で建築を学びながら字幕翻訳に携る。映画を見るのが大好き。雑食ですが最近はもっぱら韓国のノワール系をよく見ます。読書と建築のドローイングが趣味で、休日にはバイクで建築を見に行ったり。