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『2001年宇宙の旅』カンヌ国際映画祭でフィルム上映決定! ── 監修はクリストファー・ノーラン

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スタンリー・キューブリック監督作品『2001年宇宙の旅』(1968)公開50周年を記念し、2018年5月8日~19日(現地時間)に開催される第71回カンヌ国際映画祭で、同作の70mmフィルム版が上映される。監修を務めたのは『ダークナイト』(2008)、『ダンケルク』(2017)のクリストファー・ノーラン

上映は5月12日のクラシック部門で、キューブリック監督の長女カタリーナと、長年キューブリック作品のプロデューサーを務めてきた義弟ヤン・ハーランも出席する。

初のカンヌ映画祭参加となるクリストファー・ノーランは、同13日のイベント「マスタークラス」で、自身のフィルモグラフィーやキューブリック作品への情熱を語る予定。

この70mmフィルムは、当時のオリジナルネガを修復せずに新しくプリントしたもの。ノーラン監督がワーナー・ブラザース・ピクチャーズ内のチームと密に連携を取りながらマスタリングを進めた。

キューブリック監督の3番目の妻でヤン・ハーランの実姉であるクリスティアーヌ・キューブリックは、「『2001年宇宙の旅』が70mmフィルムで復刻されて嬉しいです。カンヌ映画祭がそれをやろうとしてくれたことも。彼(スタンリー)が生きていたら、ノーラン監督の作品を賞賛しているはず。家族を代表して、彼の映画を支えてくれたノーラン監督にお礼を述べます」と語った。

ノーラン監督は、「映画に関する思い出で最も古いもののひとつが、キューブリック監督の『2001年宇宙の旅』を70mmフィルムで観たことだ。ロンドンのレスター・スクエア・シアターに父と行った。今回カンヌ映画祭で、同じ経験をする機会を新しい世代の人々にもたらし、キューブリック監督の名作を70mmフィルムで復刻することができて光栄だ」と述べた。

1968年公開の『2001年宇宙の旅』は、人類の進化に影響を及ぼした謎の石板「モノリス」の発見後、ケア・デュリアとゲイリー・ロックウッド扮する宇宙飛行士が、人工知能HAL9000型コンピュータとともに木星へと向かうSF映画。アカデミー特殊視覚効果賞を獲得し、監督賞と脚本賞にノミネートされた。

1991年、同作はアメリカ議会図書館に「文化的、歴史的、美学的に意義深い」と見なされ、アメリカ国立フィルム登録簿に永久保存されることが決まった。多くの批評家や映画監督がキューブリックの代表作としている。

 

Source: http://variety.com/2018/film/news/cannes-christopher-nolan-50th-anniversary-2001-1202738280/

About the author

poemusiq

東京生まれ。会社勤めで字幕翻訳に携わる傍ら、アート情報をwebマガジンやブログで発信中。得意分野はヨーロッパ近代絵画。映画は『アメリ』など映像にこだわったヨーロッパ映画が好き。海外旅行と語学が趣味で、夢はスペインのサンティアゴ巡礼路を歩くこと。